【DJ】2016/05/21 Oh! Mountain

2016/05/21 Oh! Mountain
@ARENA下北沢
Start 17:00 Charge Free!!!!!!!!!!

fly20160521_4
Music by
FQTQ
Nao.

ANNO / d0d1e / DJ Minato / YAMADA


More info
http://anno.x0.com/
https://www.facebook.com/events/999813520099278/


—-

季節の変わり目酔狂集会ことFreeFormパーティ「Oh!Mountain」 、
今回はエレクトロ・ポップの貴公子ことFQTQくんとジャーマンテキーラテクノクイーンことNao.女史を迎えてお送りします。
レジデント陣もダンスミュージックを軸に酒に飲まれたボーダレスな選曲で決めていきます。

チャージフリーなので会場のアリーナはカレーが滅茶苦茶上手いので晩飯がてら来てもらってもOK!
ガッツリ盛り上がってストレス発散!それでは宜しくお願いします。


– Art of Djing – DJ考3

3回目。既にネタが尽きてきたので・・・気になるミックスについて書きます。

BenUFOの先月の来月プレイが本人によりアップされていた。これは嬉しい。


ご丁寧にYoutubeにアップしてくれてる輩もいますな。トラックリスト付き(完全にはフォローされてませんが)。



BenUFOの選曲のクロスオーバー具合には毎度目を瞠る。しかし、こうしたアンダーグラウンド発信の、ミニマリスティックでラフかつノイジーなトラックをメインとする選曲は所謂「音好き」の耳には刺さるのだろうけれども、この音響は今の日本人の耳にはあまり馴染まなさそうな気がする。「これが海外の音」と決めつけてしまえばそれまでではあるけれども。


ダブステップを中心にテクノ/ハウスを巧みに織り交ぜる。ドープかつオブスキュアでありながらブレは無い。光眩しい派手なライトでDJブースやフロアを照らし付けるようなパーティ、オープンエアーのような環境ではなく、薄暗い地下の、誰がどこにいるのか、何人いるのかも把握できないようなフロアでしか機能しえない、鳴らす空間が選ばれる音。昼間にはあまり聴きたくない。真っ暗な闇の中、少し酔った状態でズブズブと沈み込みたい音。正に深夜のサウンドトラック。

この手の音鳴らしたいけど、どこでやったらいいものか。日本では少し難しいかもね。

三年前のEssentialMixの音源もアップされてたので、もののついでに、貼っておくとしますか。


– Art of Djing – DJ考2

その2です。

もともとこの記事を書こうと思ったのはRAのこの記事が興味深く、我々はDJという行為に対してもっと思慮深くならなければ、という意識が高まったことがきっかけ。特にVeraのミキシングテクニックについての下りは、手癖でミックスしてた自分のテクニックを改めて再考させてくれた。

どうにも1時間セットでプレイしていると曲の入れ方に性急感が出てしまう。90’sのテクノは1分間に1曲しか使わないようなショートテクニックを多様することが多かった。持ち時間が1時間と少しの中で、しかもたまにしかやらないものだから、曲を詰め込め過ぎて、曲のGrooveをやら切替のタイミングを見失うことも多かった。かけたい曲を詰めこむのではなく、Grooveをキープさせつつ、変化するフロアに適正させていくか。家で一人黙々と練習しているだけでは、その感覚は掴めないのでコンスタントにDJやっていきたいのだが・・・誰か呼んでください(泣)

で、前回に続いてプレイ動画を見ながらあれこれ語ってみます。今回はperlonのドン、Zipです。



14年くらいのフェスでのプレイ動画ですが、お客さんもえらく盛り上がってますけど、この時のZIPの選曲は本当にオブキュアで唯一無二。ここの動画で最初にかかってるのがafrican dreamのall in the same familyという曲なんですが、これは94年にWorkというディスコハウス系のレーベルから出てたものなんですよね。いやあ、こんなのどこから引っ張ってくるんだ・・・digり方が半端ない。

ちなみにこの動画中の選曲は

00:00 – 04:40 African Dream – All The Same Family
04:40 – 08:30 Ron Trent – Smiley
08:30 – 12:10 Gemini – Rapid Eye Movement
12:10 – 14:57 Mr James Barth – Holliday 

となってます。 Mr.James Barthって、昔なら300円レコードの定番ですよ。ヒット曲並べておけばイイってものでもない。Zipの場合はむしろこういう選曲が求められていて、やってる本人も毎回同じようなセットにしないだろうし。こういう選曲スタイルDJを向こうではVinyl Diggerと呼ばれてるらしいです。もう誰も耳を傾けない12インチを新たに解釈してフレッシュな感覚でかける、目新らしさだけを求めるのではなく、昔のトラックの音のコンテキストをどこまで解釈して、今に引き戻せるか、良い耳を持つこともDJにはマストなんだと思います。

トータル的に見れば、選曲、かけ方、鳴らし方。全てがバランスよく、そしてユニークでフレッシュであることがDJの資質で求められてますね。俺にはあるのだろうか・・・。


– Art of Djing – DJ考

最近DJ熱が復活してきていて、今までのDJスタイルを見直してる。自分の今ままでのスタイルは、ジェフ・ミルズフォロワーが多かった90年代テクノDJにありがちなショートミックスを多様するラフなスタイルの影響が激しく強い。BPMが133がベースで140くらいまで上がるようなトラックを、激しくイコライジングしながら1曲1分も見たない時間で繋ぐようなスタイル。持ち時間の間にいかに細かい展開を詰め込むかが勝負だったように思える。しかし、ここ数年のテクノ/ハウスはBPMが120台半ば前後というのもあり、高速アッパーなトラックを感情を押し上げるように繋ぐスタイルではなく、オブスキュアなグルーヴを備えた楽曲をいかに適切に繋ぐかが肝になってきていて、ジェフ・ミルズフォロワーのスタイルDJはテクノ・ハウス界隈では稀な存在、もしくは風化しつつあるのかもしれない。

とりわけ今まで「DJ自身の持つのグルーヴ」が重要と考えてきていて、何をかけても自分の色に染めるようなDJ、例えば90年代ハードミニマル期のリッチー・ホーティンや田中フミヤしかり、デリック・メイしかり、テクニカルなスタイルが確立されているようなタイプに憧れをもっていたけれども、今は例えばRicardo VillalobosやZipやRhadooのような、DJ自身がユニークなセンスを持ち、曲を魅力を引き出すような組み立て方をするタイプのDJが好みであり、指標にしている。去年エフェクター二台持ち込んで4decksでガツガツミックスするスタイルをやってみたものの、場所や雰囲気などの条件もあり、正直しっくり来なかったところもある。ライブ過ぎたというか・・・今の時代もはやDJとライブの境目はあってないようなもんですが。

特に気にしているのがDJがどこでオリジナリティを出すべきかという点。自分がここ数年はアウェイでしかDJやっていないので、音のチョイスが本当に難しくなってる。クラウドが求める音との自分が鳴らしたい音の差異をどうやって埋めるのか。Oh!Mountainなんて全員かける音バラバラ(それは魅力の一つではありますが)。そのような障壁を乗りこえて、如何にモダンかつ面白い方向に自分のDJプレイを進化させられるか、様々なトピックをネタにしながら、プレイスタイルをどう進化させられるか、そのアイデアを稚拙ながら書き綴って見ようかなと思います。

最初は去年のRicardoのプレイについて思うことを連々と書いてみる。



大型テクノフェスTime Warpのアメリカ版でのプレイ音源です。まーRicardo自身最近はフェスか大箱でしかプレイしてないと思うですが、ここでのプレイも見事に大箱仕様になっていて、ディープハウスを中心とした前半から、中盤に入るとThe Outhere BrothersやX-Press2のMusik Xpressをぶち込むなど、かなり荒技を見せつけてくれてます。Ricardoは結構大ネタブチ込むこと多い(笑)。いつぞやのWireではAgeOfLove突っ込んでたし、さすがジャーマントランス時代からの経験がなせる技なのか、要所で細かなグルーブから大味のグルーブにシフトチェンジしてフロアを上げるところは流石。ただその展開は中盤だけで、後半には自分自身のディープ目の曲、Shackletonのリミックスなどを並べて締めてます。

割と自身の音源だけで固めてDJする方なんだとは思うんですけど、ネタ過ぎない大ネタ系トラックの突っ込んで、そこに引っ張られずに自分のカラーに持っていけるところはやはり流石だなと。まずは自分の音のカラー確立し、そしていかにそこから幅を持たせるか、が出来るかが肝になってくるかなあ。自分のプレイで使える曲も作らねば・・・。

ミックスが相変わらず結構適当なんですがw(ちょいちょい入れてくる謎のカットインとか)、そこはRicardoのカリスマ性で埋められるので、現場にいたらさほど気にしないのだろうな。しかし冷静に考えるとかなり大箱セットなんで自分のDJプレイの参考はあまりならないのではあったw

次回に続きます。